女子ゴルフ世界ランキング１位のリディア・コ（１８、キャラウェイ）が２週連続で優勝カップを手にした。先週、米国女子プロゴルフ（ＬＰＧＡ）ツアーでの優勝に続き、欧州女子プロゴルフツアー（ＬＥＴ）でも頂上に立った。

リディア・コは１日、ニュージーランド・クライストチャーチのクリアウォーター・ゴルフクラブ（パー７２）で開かれたＬＥＴ　ＩＳＰＳハンダ・ニュージーランド女子オープン最終３ラウンドでバーディー５つ、ボギー２つ、ダブルボギー１つで１打減らした。しかし、前日磨きの掛かったショットのおかげで１４アンダーパーで余裕の優勝を飾った。２位のアマチュア選手ハンナ・グリーン（１９、オーストラリア）とは４打差だった。一週間前にＬＰＧＡツアーのオーストラリア女子オープンでシーズン初勝利をあげたリディア・コはニュージーランドでも勢いの良さを見せた。前日２ラウンドでは６１打でコースレコードを記録し、早々と優勝を予約した。１０のホールでバーディー９つを奪うなど１３番ホールまで１０アンダーパーを記録し、「夢の５９打」も視野に入っていたが２打追加してしまった。リディア・コは「１３番ホール以降、５９という数字も頭に思い描いた。それでも６１打に満足している」と話した。この日、１、２番ホールで連続バーディーに成功したリディア・コは２ラウンドまで３打差２位だったチャーリー・ハル（１９、イングランド、最終７アンダーパー共同６位）との差をさらに広げて早々と優勝を確定させた。